令和7年度 東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ
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57Q10 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが     5類感染症に移行したことに伴い、入試の対応に変更はありましたか。Q11 インフルエンザ等の学校感染症や新型コロナウイルス感染症にかかり、     検査を受検できなかった場合には、何か救済措置がありますか。Q12 学力検査の実施日直前に急にけがをしたり病気になったりした場合は、     どのような手続きをとればよいのでしょうか。Q13 障害のある志願者が受検する場合、どのような制度がありますか。A10  令和6年度入試では、これまで中止していた一般推薦における集団討論について、必要と判断する学校において実施しました。そのほか、検査間の休憩時間を30分から20分に戻し、高校の入口での検温は実施せず、マスクの着用を個人の判断としました。今後変更が生じる場合は、東京都教育委員会のホームページでお知らせします。A11  インフルエンザ等の学校感染症や新型コロナウイルス感染症に罹患した場合は、受検することが できません。  学力検査に基づく選抜(第一次募集)を受検することができなかった場合には、申請により、後日行われる「インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する追検査」を受検することができます。ただし、分割募集を実施する都立高校では、追検査を実施しません。分割前期募集を受検できなかった場合でも、分割後期募集を受検できるためです。  追検査の受検を希望する場合は、中学校長を経由して、「インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する措置申請書」を第一次募集において出願した都立高校へ提出する必要があります(都内の中学校に在学していない場合は、中学校長を経由する必要はありません。)。  なお、追検査は第一次募集で受検できなかった高校のみ受検することができます。出願先を変更して受検することはできません。  詳しくは、53ページの「14 インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する追検査について」で確認してください。A12  まず、体調面で受検することが可能か、医師や中学校の先生、保護者の方に相談してください。  受検ができるようであり、特別な措置が必要な場合は、在学する中学校を通して出願した高校に相談し、「事故や病気等による学力検査等実施上の措置申請書」等により、必要な手続きを行ってください(都内の中学校に在学していない場合は、措置申請のための手続き等について、直接、出願した高校に相談してください。)。A13  学力検査、小論文又は作文、面接等において、検査方法、検査時間及び検査会場等についての「受検上の配慮」を申請することが可能です。志願者の障害の特性等を考慮した上で、問題用紙・解答用紙の拡大、英語リスニングテストでの座席の配慮、別室受検、検査時間の延長、記号選択式での受検、介助者(代筆者や音読者などを含む。)の同行、ICT機器の使用などが認められます。   また、通学範囲が限られ、現住所から通学至便な全日制又は定時制の高校を志願する場合、「選考の特例」を申請することが可能です。  申請は、12月に在学する中学校を通して所定の様式により行うこととなりますので、詳しくは、中学校の先生に確認してください(現在中学校に在学していない場合は、志願する都立高校に問い合わせてください。)。  また、入学後の学校生活における配慮について、志願する予定の都立高校に事前に相談することができます。

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